こんばんは。
かかおです。
本日は、失業(雇用)保険の手続きについ書いていきます。
無事に退職しましたが、有給消化があるため、退職日がだいぶ後になりました。
やっと会社から必要書類が届きましたので、手続きに行ってきました。
失業(雇用)保険とは
簡単にいうと、失業(退職)後に新しい仕事が見つけるまで、生活支援として給付金をもらえる制度です。
給与明細に、「雇用保険」として徴収されていたかと思いますが、それですね。
保険料は会社と折半となっているため、労働者と会社からの徴収分と国庫とが財源となっています。
早い話が私たちの税金ですね。
詳しくは下記、ハローワークでも確認できますが、失業(雇用)保険の受給要件を抜粋すると、
- ハローワークに来所し、求職の申込みを行い、就職しようとする積極的な意思があり、いつでも就職できる能力があるにもかかわらず、本人やハローワークの努力によっても、職業に就くことができない「失業の状態」にあること。
- 離職の日以前2年間に、被保険者期間が通算して12か月以上あること。
ただし、特定受給資格者又は特定理由離職者については、離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6か月以上ある場合でも可。
上記のように、すぐに働く意思がない場合にも関わらず、受給をすると不正受給となりますので要注意です。
不正受給をすると返還を求めらると共にペナルティとして別途罰金?も命じられるため、絶対にやめましょう。
受給期間と支給額
新しい仕事が見つかるまでの給付金ですが、すぐにずっと貰えるわけではありません。
そりゃあ、働かないでお金が貰えたら、いつまでも働きませんよね(^^;
受給期間や支給額も雇用保険に加入していた期間で変わってきます。
詳しくは、同じくハローワークよりこちらの表を参照ください。
私の場合の受給期間は、自己都合による退職のため、
『1及び3以外の離職者』の『35歳以上45歳未満』で『1年以上5年未満』なので、受給期間は『90日』になります。
支給額は『基本手当日額』より計算されます。
基本手当日額・・・直前の6か月に毎月きまって支払われた賃金(つまり、賞与等は除きます。)の合計を180で割って算出した金額のおよそ50~80%(60歳~64歳については45~80%)
ただし、年齢によって上限額も決まっていますので、要確認です。
私の場合ですと、 『35歳以上45歳未満』 なので、『7,510円』が上限額となります。
あくまでも上限なので、必ずしも満額貰えるわけではないため、実際の日額についてはハローワークに直接確認した方が良いです。
もし仮に、上限額までも支給された場合
基本手当日額 7,510円 × 受給期間 90日 = 675,900円
一か月間、約22万円ほどもらえます!
まぁ、高給取りではないので、私はこんなにはもらえませんが(泣)
必要書類
失業保険を申請するためには、揃えなければならない書類があります。
退社後に送られてくる書類にも必ず記載されておりますので、申請前に事前に用意しておきましょう。
足りなかった場合は、後からのの提出も可能のようです。
- 振込先口座の通帳もしくはキャッシュカード
その場で、記載情報が正しいかの確認のためのようです - 写真 2枚
- マイナンバーカード
- 免許証(身分が分かるもの等)
- 離職票
会社から送られてくるので、必要事項を記入しておきましょう - 印鑑
コロナのせいか、準備していきましたが、押印不要と言われました
上記を揃えて、ハローワークの受付へ持っていきました。
ハローワークでの手続き
窓口の受付では、要件を伝えると、いくつかの質問と必要書類の確認、
『求職申込書』とアンケートが渡されたので、その場で書いて提出しました。
この時に以前の情報を調べるらしく、結婚で名字が変わった場合には、旧姓を伝えた方が受付がスムーズです。
私は普通に伝えてしまい、受付のお姉さんが検索で見つけられず動揺していました。
番号を渡され、求人窓口と同じところで、順番を待つように指示されます。
思ったよりも人が少なく、少し待つとすぐに呼ばれました。
こちらの窓口では、個人情報に変更がないかと求人条件を聞かれ、登録情報を更新されました。
また、ハローワークでは新しく『求職者マイページ』を始めたようで、メールアドレスの登録をしました。
自宅で検索や応募ができる大変便利なシステムです!
後日、自宅で正規登録しようとしたらメールアドレスが登録されてないと表示されて未だに使えていません(泣)
担当者さんも紙で印刷して、メールアドレスもきちんと確認したのに何故なんだろう。。。
ハローワークに行く際に、再度登録してもらう予定です。
こちらの手続きが完了後は、雇用保険窓口へ行くように指示されます。
求人窓口と違って、雇用保険窓口は混んでいましたので、だいぶ待ちました。
待機中は暇なので、ツムツムしてました(笑)
こちらでは、提出書類の確認と、『雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり』をいただきました。
退職理由は本当に『自己都合』なのかも確認されました。
思うところがある方は相談すれば、『会社都合』にしてもらえるようですよ。
この『自己都合』か『会社都合』かによって、支給までの期間が変わるので重要です!
詳細はあとで詳しく書きます。
受給までの簡単な流れと、通常なら『雇用保険説明会』というのが別日に開催されて、その日に行かなければならないのですが、コロナということで、失業認定日までにYouTubeで該当の動画を見るように言われました。
これは嬉しいですね(^^)
以前に1回だけ参加したことがあるのですが、人も多く密になるので止めたのでしょう。
動画はもちろん、見ました。
意外と長かったです。
そして、コメント欄が面白かった。
以上で、ハローワークでの手続きは終了となります。
受給までの流れ
さて、申請が終わりましたが、実は支給されるまでに、待機期間があります。
申請日から7日間は、離職理由に関わらず、全ての人が受給できないのです。
また、失業状態であることも必要要件なため、アルバイト等一切働いてはいけません。
この期間を過ぎれば、申告は必要ですが、アルバイトをすることも可能です。
さらに、私の場合は自己都合による退職のため、2か月間の給付制限期間があります。
8月に申請をしたため、10月までは支給されないのです。。。
まぁ、自己都合だからしょうがないですよね。
給付制限期間はあれども、月に1回は認定日にハローワークへ行かなければなりません。
認定日は申請日によって異なるため、必ず次回の認定日を確認して忘れずに行きましょう!
行かないと給付金は支給されませんの要注意です。
また、その際には『失業認定申告書』を必ず提出しなければなりません。
こちらには、対象期間中の求人活動の実績を記入します。
失業認定を受けるためには、原則として最低2回以上の求職活動をしないといけません。
求人への応募しないと、本当に働く意思があるか確認できないですからね。。。
ハローワークの相談窓口へ行くと判子をもらえるのでそれでもOKです。
求人の閲覧だけでは認められないので、求人への応募等は必ずしましょう!
このように、求職活動→認定日来庁→給付金支給と、受給期間が終わるまでを繰り返していきます。
次は初回認定日の来庁となります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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